気象庁は2014年の御岳山の噴火を受け導入を開始した噴火をいち早く伝えるための「噴火速報」。しかし、今回の白根山の噴火では噴火速報が発表されませんでした。
噴火時のライブカメラ映像。噴煙と思われる黒い煙が右上空に見える。
草津白根山では1月23日午前9時59分に噴火が発生しましたが、気象庁は噴火速報を発表せずおよそ1時間後の午前11時5分に「噴火が発生した模様だ」という情報を発表しました。
気象庁が噴火の可能性があるとしていて観測体制を整えていたのは今回噴火が発生した「鏡池」から2キロほど北側にある「湯釜火口」でした。鏡池では近年噴火が発生しておらず最後に噴火したのは今から3000年前のことだそうです。
今後も、噴火活動が続くおそれがあるとして気象庁は注意を呼びかけています。
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