【台湾地震】死者7人、負傷者260人に

台湾東部を震源とするマグニチュード6.0の地震に関する最新情報をお伝えします

*画像は8日午前10時現在の地震活動の様子

◯最新の被害状況

今回の地震の影響での死者の数が7人に、負傷者は260人を超えています。また、行方不明者はいまだ67人いることから救助活動が夜通し続いています。日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会(台北市)によると、日本人2人が負傷したが命に別条はないという。

◯余震活動状況

台湾東部・花蓮県沖で4日夜9時以降、地震が多発している。最も規模が大きいのは同9時56分に起きたマグニチュード(M)5.8の地震だった。震源の深さは16km、震源に近い花蓮県の太魯閣と宜蘭県蘇澳では最大震度5を記録した。台湾全島で揺れが感じられたが、これら地震による人的被害は今のところ確認されていない。花蓮県沖のほかに、新竹県や宜蘭県などを震源とする地震も起きており、台湾では4日の1日だけで地震が12回以上発生している。マグニチュードは3.3~5.8 となっている。(震度はいずれも台湾での震度階級)

◯今後の地震活動について

台湾の中央気象局は、2月4日に発生したMw5.8(6.1より修正)の地震の地震が発生し移行の地震活動について注意していたが、今回発生した地震を「本震」にすると修正し今後も同規模上の地震発生の可能性があるとして注意を呼びかけている。



◯台湾地震は2016年4月の「熊本地震」に似ている?

2016年4月の熊本地震では、4月14日にM6.4、最大震度7の地震が発生し気象庁が余震活動に注意するよう呼びかけていたがその2日後の16日には14日を上回る規模であるM7.3、最大震度7の地震が発生し気象庁は16日の地震を「本震」とした。

大きな地震発生後、更に大きな地震が発生している地震のメカニズムより台湾の地震と熊本地震は似ていると言っても過言ではない。また、余震活動においても震源の深さが浅く、回数が多くなる。今後の地震活動に注意が必要だ。

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